Notta vs Otter.ai 徹底比較2026年版

会議の文字起こしAIツールとして代表的な存在であるNottaとOtter.ai。どちらも音声をリアルタイムでテキスト化し、会議後の議事録作成を自動化してくれますが、ターゲットとする市場と得意とする言語が異なります。自分の利用環境に最適なツールを選ぶための詳細比較を行います。

両ツールの概要

Nottaは日本発のAI文字起こしサービスで、日本語音声認識の高精度と使いやすさで国内ユーザーから高い支持を得ています。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsとのシームレスな連携、高精度な日本語認識、会議後のAI要約・アクションアイテム抽出機能が特徴です。スマートフォンアプリも充実しており、対面会議の録音文字起こしにも活用できます。

Otter.aiはアメリカのAI Speech社が提供するサービスで、英語音声認識において高い精度を持ちます。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの公式連携パートナーとして認定されており、OtterPilotというAIボットが自動で会議に参加して文字起こしを行う機能が人気です。英語のネイティブスピーカーや英語会議が多い国際的なチームに特に向いています。

機能比較

機能NottaOtter.ai
価格(無料版)あり(月120分)あり(月300分)
価格(有料版)Pro:月$13.99Pro:月$16.99
日本語認識精度◎ 非常に高精度△ 対応しているが精度低め
英語認識精度○ 良好◎ 高い水準
対応言語数◎ 58言語以上○ 英語が主、限定多言語
リアルタイム文字起こし◎ 対応◎ 対応
AI要約・議事録自動生成◎ 対応◎ 対応
アクションアイテム抽出◎ 対応◎ 対応
話者識別◎ 対応◎ 対応
Zoom連携◎ 自動参加ボット◎ 自動参加ボット
Google Meet連携◎ 自動参加ボット◎ 自動参加ボット
Teams連携◎ 自動参加ボット◎ 自動参加ボット
Slack連携○ あり◎ 充実
CRM連携△ 限定的○ Salesforce等対応
モバイルアプリ◎ iOS・Android◎ iOS・Android
字幕のエクスポート形式◎ 多様◎ 多様

用途別おすすめ

Nottaが向いているケース

日本語での会議・打ち合わせが中心の場合、Nottaが適しています。日本語特有の敬語表現、ビジネス用語、人名・地名の認識精度において、他の文字起こしサービスより優れています。国内企業での導入や、日本語と英語を混在して使うバイリンガル会議にも対応できます。日本円での課金に対応しており、費用感もわかりやすいです。対面会議の音声録音機能もあるため、オンライン・対面どちらの会議にも対応したいユーザーに便利です。

Otter.aiが向いているケース

英語会議が中心のグローバルチームには、Otter.aiの英語認識精度の高さが大きなアドバンテージになります。米国のSaaSツール(Salesforce、HubSpot、Asannaなど)との連携が充実しており、営業チームがOtterの文字起こしをCRMに自動同期するワークフローを構築できます。無料プランの月300分という太っ腹な無料枠も、まず試してみるハードルを下げています。

総評

日本語が主言語の方には Notta が明確に優れた選択肢です。日本語の認識精度と使いやすさにおいては、国内文字起こしサービスの中でも高い評価を受けています。英語会議が多いグローバルチームには Otter.ai の方が向いており、英語認識精度と豊富なSaaS連携が強みです。どちらのサービスも無料プランがあるため、実際の会議で試してから有料プランへの移行を判断することをおすすめします。